【ニュースリリース】スペイン人1,000人に聞いた「海外旅行予約に関する実態調査」 ~影響を受けるのは「口コミ」、情報収集は「観光局サイト」、予約方法・利用サイトは?~

スペイン人1,000人に聞いた「海外旅行予約に関する実態調査」
~影響を受けるのは「口コミ」、情報収集は「観光局サイト」、予約方法・利用サイトは?~

旅行およびIT関連分野のマーケティング活動を支援するブルームーン・マーケティング株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:野田彩子、以下ブルームーン)は、2014年9月12日~18日にかけてスペイン全国の15歳~70歳の男女1,026人に対し、「海外旅行に関する実態調査」をインターネットで実施しました。

* 本調査は、対象国(スペイン)の性別、年代、地域の国勢調査の比率で回答を回収し、代表性を有する「一般消費者調査」となります。

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===== 調査結果の要約(一部抜粋) =====

観光のために海外旅行先を選ぶ時、影響を受ける情報は「親族・知人・友人の口コミ」
男女共にトップ3が同じで、全体の43.7%が「親族・知人・友人の口コミ」と回答。その手段は直接かSNS等か特定していないが、顔を知っている人からの口コミは最も影響が大きい。「ニュースや時事ネタ」(26.0%)、旅行関連雑誌(20.2%)が続く。

旅行先に関する情報収集で確認するのは圧倒的に「旅行先の観光局サイト」
全体のトップ3は旅行先の観光局のウェブサイト(40.6%)、口コミ・比較サイト(36.9%)、旅行会社の店舗(36.0%)と続く。影響を受けるだけでなく、情報収集にも口コミは欠かせない。

観光のために海外旅行をする場合の予約は、「旅行会社の店舗へ行く」が最も多い
実際の予約には「旅行会社の店舗へ行く」が男女ともに最も多く(35.7%)、旅行会社店舗の重要性がわかる。次点は男性が「航空会社のサイト」、女性は「場合によって異なる」。

航空券や宿泊を予約する際のメタサーチ(サイト横断型比較サイト)利用率は高い
半数以上の58%が「サイト横断比較サイトをいつも使う」と答え、「たまに使う」と合わせると、約83%が利用。特定のサイトに異存せず「より良いものを」探して比較検討している。

■ 実際に「海外旅行の予約に利用したサイト」トップ3は「Trivago」「Booking.com」「KAYAK」
「利用したことがある」旅行予約サイトを複数回答で聞いたところ、ドイツに本拠地がある「Trivago(トリバゴ)」が最も多く406人が利用。「Booking.com」、「KAYAK」と続く。女性にはバルセロナに本社がある「ATRAPALO」が人気。

 

~スペイン人1,000人に聞いた「海外旅行に関する関する実態調査」本編~
1. あなたは年間に何回程度、観光目的で海外旅行をしますか?(単一回答:N=1,026)

Q1

 

 

 

 

 

 

観光目的の海外旅行は「ほとんどしない」と答えた人が最も多い。傾向は年代で異なり56-70歳では41.8%、年代が下がるほど「ほとどんどしない」人は減り、15-22歳では30.8%まで縮小する。

 

2. あなたは年間に何回程度、観光目的で「EU圏外に」海外旅行をしますか?(単一回答:N=1,026)

Q2

 

 

 

 

 

 

観光目的の海外旅行について「EU圏外」に限定して質問したところ、質問1とほぼ割合は変わらないが「年に2-3回」より「年に1回」の割合が増える。

 

3. あなたが観光のために海外旅行先を選ぶ時、どのような情報に影響を受けることが多いですか?   (複数回答3つまで:N=1,026)

Q3

 

 

 

 

 

 

男女の傾向がほぼ同じで、1位は圧倒的に「親族・知人・友人の口コミ」。旅行者による口コミの重要性がよくわかる。「ニュースや時事ネタ」、「旅行関連雑誌」と続く。「その他」で単に「インターネット」の答えも多数。

 

4. あなたが観光のために海外旅行を計画するのは、どのようなタイミングですか? (単一回答:N=1,026)

Q4

 

 

 

 

 

 

最も多いのは男女共に「2-3ヶ月前」。次点が男性は「半年前」、女性が「決まっていない」と異なる。「1ヶ月以内」「思い立ったらすぐ」を合わせると約18%の人が短期間で海外旅行の計画をしていることがわかる。

 

5. あなたは出発前にどのように旅行先に関する情報を収集しますか? (複数回答5つまで:N=1,025)

Q5

 

 

 

 

 

男女共に「旅行先の観光局のウェブサイト」が圧倒的に多く、416人が利用。次点は「口コミ・比較サイト」378人、「旅行会社の店舗」369人と続く。旅行先を決めた後の情報収集には観光局の存在が非常に大きい。

 

6. あなたが観光のために海外旅行をする場合、どのような形態が多いですか? (単一:N=1,025)

Q6

 

 

 

 

 

 

単一回答で聞いた旅行形態は「場合によって異なる」が最も多く、旅行者が適宜使い分けていることがわかる。次点はほぼ同数で「個別手配」が続き、3位は「パッケージツアー(添乗員・食事付きフルプラン)」で16%。

 

7. あなたが観光のために海外旅行をする場合、どのように予約することが多いですか? (複数回答2つまで:N=1,025)

Q7

 

 

 

 

 

男女ともにトップが「旅行会社の店舗にいく」で366人。「場合によって異なる」のは女性の方が多く、2位(男性は4位)。全体的に男性の方が最初からウェブサイトで予約をする傾向がやや高い。

 

8. あなたが海外旅行の宿泊施設を予約するのはどのタイミングですか? (単一回答:N=1,026)

Q8

 

 

 

 

 

 

海外旅行における宿泊施設の予約タイミングは、「旅行前に全日程を決める」が全体の71%を占めた。一方で「予約をせず直接訪問」が8%となった。男女で利用傾向に差はない。

 

9. あなたは航空券や宿泊を予約する際に、サイト横断型比較サイト(Meta Search)を利用しますか? (単一回答:N=1,026)

Q9

 

 

 

 

 

 

飛行機や宿泊を予約する際に、半数以上の58%が「サイト横断比較サイトをいつも使う」と回答。「たまに使う」人を合わせると、約83%が利用し、メタサーチが浸透していることがわかる。男女で利用傾向に差はない。

 

10. あなたが実際に「海外旅行の予約」に利用したことがあるウェブサイトは次のうちどれですか? (複数回答3つまで:N=1,026)

Q10

 

 

 

 

 

 

「利用したことがある」と答えた人が多かったのは2005年にドイツ、デュッセルドルフで設立されたホテル価格比較サイトの「trivago(トリバゴ)」。「Booking.com」、「KAYAK」と続く。女性にはバルセロナに本社がある「ATRAPALO」が人気。

 

■  調査概要

  • 調査日 2014年9月12日(金)~18日(木)
  • 調査対象・有効回答数 スペイン全国の15歳~70歳の男女1,026人
  • 調査方法 インターネット調査 *下記参照
  • 属性 男性=530人・女性=496人(15-19歳=59・20-24歳=81・25-29歳=100・30-34歳=125・ 35-39歳=122・40-44歳=117・45-49歳=110・50-54歳=98・ 55-59歳=83・60-64歳=65・65-70歳=66)

 

* 本調査は、スウェーデンに本社を置き世界60カ国で展開するインターネットリサーチのテクニカルソリューション企業、Cint(シント)社が提供するオムニバス調査システム 「Plant a Question(プラント・ア・クエスチョン)」を利用して実施されました。同システムはセルフ型のアンケート設計システムで、Cint社が開発及び運営する業界初のオンライン調査パネルマーケットプレイス「Opinion HUB(オピニオンハブ)」で利用可能な、60ヶ国10万人以上のオンラインパネルを利用し、海外のインターネット調査の設計から配信~回収~集計までをワンストップでタイムリーかつ安価で行うことができるASPツールです。

【ご参考】
・本調査はブルームーン・マーケティングが提供する海外インターネット調査(簡単オムニバス調査)を利用し、1問3万円(1,000サンプル)×10問=30万円で実施したものです。
・性別・年代・居住地域別の詳細データもあります。ご興味のある方はお気軽にご連絡ください。

◆ リサーチ機関: シントについて
シントは、60カ国1000万人以上のアクティブ調査パネリスト(回答者)を管理し、業界初となるオンライン調査パネルのマーケットプレイスOpinionHUB(オピニオンハブ)を運営するグローバルテクノロジー会社です。スウェーデン・ストックホルムを拠点とし、欧州・北米・アジア太平洋の主要都市にオフィスを設けています。
【日本支社】
社名:Cint Japan株式会社
代表者: 代表取締役 高橋隆敏
所在地:〒163-0532 東京都新宿区西新宿1-26-2 新宿野村ビル32階 *2014.8移転
設立:2011年(日本支社)
URL:http://www.cint.com/

 

*発表プレスリリースはこちら:1016 Bluemoon Press Release

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