Photography Tour in Tokyo : Tokyo by Night – by EYExplore

Bluemoon Marketingの木ノ下です。
今回も、弊社で海外向け広報活動を支援しているお客様、銀座の中銀カプセルタワーにオフィスを構えるEYExploreによるPhotography Tourのレビュー第二弾です。

Challenge Your Eye
フレンドリーな現地在住のフォトグラファーと一緒にフォトアドベンチャーに出かけよう!

というコンセプトを元に、Axel / Lukasz / Stéphane / Charlesの4人のフォトグラファーが、フォトアドベンチャーというフォトウォークワークショップを東京と大阪と京都で展開しています。(2018年8月現在)

 今回のツアーは「Tokyo  by Night」(下記公式HPのツアー内容から引用。)

What’s the Story?
Enter a world of chaotic motion, neon lights, and smoky back alleys. With nightfall, the heart of the metropolis awakens and comes alive with flowing masses of people and traffic bathed in iridescent streams of color.

What We’ll Shoot
We will learn how to capture the light trails of traffic with the neon signs and of the vast metropolis in the background. We’ll cover the basics of tripod usage and manual camera techniques. You’ll also get coached on composition, framing, and timing. We’ll also do some night street photography during the workshop, covering how to shoot quickly and get sharp photos even in dark conditions.

普段あまりマニュアル撮影をしない私には正直少しchallengingな内容ですが、初めての光跡撮影とあってわくわくしていました。

そして今回のインストラクターはCharlesさん → プロフィールはこちら

8月某日新宿駅西口の小田急百貨店前でCharlesさんと合流し、午後19時にツアーはスタート。(前回同様、ツアーはすべて英語で催行されます。)

蒸し暑い新宿の雑踏の中、二人で談笑しながら最初の撮影スポットへ。

今回の撮影では夜間の撮影になるので三脚が必須ですが、ご安心ください。

レンタルもできます。

前回の撮影の様子とEYExploreについてはこちら → Tokyo Metropolis

ではここから実際に参加して撮ってきた写真を参考に撮影を振り返って見ていきましょう。

 

まずは西新宿。

 

撮影は基本シャッタースピードの秒数を落としての撮影。ISOとF値をその時のシチュエーションに合せていきます。まだまだその設定値の感覚がわからないのでそこはCharlesさんにすぐそばでアドバイスいただきながらシャッターを切っていきました。

撮影方法もさることながら、構図や車の来るタイミング(片側だけではなく両車線から来るタイミングで!)や、車の走ってくる方向によってこのような光跡写真は大きく印象が変わります。毎回走る車は違うし、走る車のスピードも違うので同じ写真は二度と取れないのが難しくもあり、面白いところでもあります。

 

続いてはそのまま歩いて歌舞伎町へ。

 

先ほどの被写体は車の光跡でしたが、今回は大都会東京らしく、行き交う人の陰を入れることに。新宿のネオン街を背景に行き交う人の群れ、その前に止まっている車はそのまま映り込むし、手前には走り去る車のヘッドライト。カメラを構えるときの構図は奥は明るく、手前は暗くコントラストをつける。

この時奥が明るく入れすぎてしまうと光跡が目立たなくなってしまいます。暗い部分に構図の面積を多めに取ることで映り込む光跡を目立たせる。これがまずCharlesさんからのレクチャーで学んだことでした。実際のシチュエーションに合せてもちろんまた設定値もいじりますし、自分一人では全くわからないので大変勉強になります。

 

そして次は新宿駅方面へ、少し場所を移動。

 

奥の車線と手前の車線の遠近感と車線の向きを意識。行き交う車のライトの色の種類や信号のタイミングなど一度にたくさんの事を考えるので難しくて混乱しがちですが、こういうのは「そういうことも考えると良い」くらいにとどめて、とにかく撮ること。枚数こなせば自然と掴んでくるものだと思います。

 

 その後はおもいで横町へ。

 

提灯の明かりと人の肌を使ったライティングやコントラストを意識した撮影に。暗い路地を照らす提灯。何を食べようか、どこで飲もうか悩みながら歩く人々。そんなストーリーを言葉なしで伝えられる写真がここなら撮れると思います。ここでは被写体が車の光跡ではなく、「人」と風情になりました。

 

街を移動するため一旦駅へ。

駅に戻るときに自分の撮影の悩みをCharlesさんに打ち明け、アドバイスをもらった。今日隣でCharlesさんが見せてくれたお手本の写真はクローズアップしてたり、引きでもスッキリした写真だったり、自分の撮る写真とは全く違う新しい視点の構図ばかりでした。

そんなとき前回のインストラクターであるLukaszさんに教わったLess is moreという言葉を思い出した。私はどうも一枚に多くの情報を入れすぎてしまう傾向がある。どうしても欲張ってしまう。無意識に写したいものを詰め込みすぎたかもしれない。そのことを踏まえて駅までの道すがら露天でどれを買おうか迷う少年を被写体にしてみた。今まで撮ってきた写真とは違う、新しい視点を掴んだ気がする。まさにChanged my  eye.

 

電車で少し移動し、渋谷へ。

三脚をセットし、歩道橋にさらに乗りだしてシンメトリーになるように構図を構え、カメラを固定。もうこのときには車のタイミングを考えるのにも少し慣れてきていました。一度シャッターを切ると25-30秒ほど時間があるので、毎回30秒ほどのsmall talkをCharlesさんとでき、いい英語会話の練習になりました。

 

少し撮影ポイントをずらしてこちらへ。国道246脇のガードレールに沿って三脚を固定。再び25秒で撮影。首都高3号線と246を走る車の光跡のカーブ具合が良い感じにシンメトリーに。

 

次にスクランブル交差点に移動。

新宿のおさらいで横断歩道の信号が青の時は人の群れとネオン街を。信号が赤の時は車の光跡を。そんな感じで繰り返して撮っていたら今度は車を撮りたくなり、

 

そして最後にはクローズアップして車を流し撮り。

この日ひたすら話しながら撮影していたらCharlesさんも車好きなことがわかったので車の流し撮りを教えてもらいました。先ほどまではシャッタースピードを遅くして撮ってましたが、この流し撮りは被写体が動くのでシャッタースピードを早めます。(さもないとぶれてなにがなんだかわからない写真に・・・。)そして被写体となるべく同じスピードでレンズを構えて追い、ピントを合わせます。夜の渋谷を走る東京のイエローキャブ。この夜は暴走族までいました。さすが渋谷。

撮影はトータル2時間半で終了。今回のTokyo by Nightは19:00 – 21:30で夜間撮影とあってこの時間帯ですが、仕事帰りでも間に合う可能性もあります。となると今はやりのナイトタイムエコノミーとしても需要はあるでしょう。

今回体験させていただいたのは前回に引き続きEYExplore

このツアーに参加してみたい方は下記詳細およびリンクをご参照ください!

EYExplore Inc.

展開地:東京 / 大阪 / 京都

公式HP:日本語 / 英語

公式SNS:Facebook / Twitter / Instagram

2018/08/31

Maaya.K

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