【ニュースリリース】スペイン人1,000人に聞いた日本への旅行に関する意識調査
スペイン人1,000人に聞いた日本への旅行に関する意識調査
~日本と併せて行きたいアジアの国は「タイ」、旅の阻害要因は「費用の高さ」と「言語」~
日本およびスペイン間のマーケティングを支援する地中海マーケティング研究所(運営:ブルームーン・マーケティング株式会社、所在地:東京都港区・代表取締役: 野田彩子)は、2014年2月末~3月初旬にかけてスペイン全国の15歳~70歳の男女1,010人に対し、「日本への旅行に関する意識調査」をインターネットで実施しました。
=====調査結果の要約=====
■ 「アジアへの旅行経験」に対して、「アジアには行ったことがない」人が全体の約65%
2013年11月実施の当社調査リサーチ*にて、スペイン人の「15-70歳の90%以上が日本への旅行を希望」するにも関わらず、実際にはアジア圏へ旅行をしたことがない人が半数以上の(64.6%)。上位は中国(12.0%)、タイ(8.6%)、香港(5.3%)と続き、日本は4位(3.5%)。
■ 「日本に旅行する場合、一緒に訪問したいアジアの国」は「タイ」
タイ(24.4%)、次点は「日本のみ訪れたい」(21.2%)。次点は中国(19.4%)、香港(15.0%)、韓国(7.2%)、シンガポール(6.9%)と続く。
■ 「日本に旅行する場合、楽しみたいこと」は「歴史的・伝統的な文化体験」
歴史的・伝統的な文化体験(62.1%)、自然・四季・田舎風景や体験(29.5%)、食事(主に日本食)(29.2%)が上位。次点はショッピング(12.8%)、日本人との交流体験(12.0%)。
■ 「日本への旅行の阻害要因」は圧倒的に「滞在費用が高い)」で全体の約55%
多数を占めた上位は「滞在費用が高い(宿泊・食事等)」(54.9%)、「航空券の料金が高い」(38.2%)、「言葉に困りそう」(33.1%)。旅行費用の高さと言語が最大の阻害要因となる。
*2013年11月実施「スペイン人1,000人に聞いた日本に関する意識調査」
http://bluemoonmarketing.jp/news/591.html
=====調査結果の詳細=====
1. あなたがこれまで旅行で訪れたことがあるアジアの国はどこですか?(単一回答:N=1,009)
データ補足:アジア全体への渡航経験は、1位の中国を除き、すべて10%(100人)未満。アジアはどの国も訪れたことがない人が全体の約65%占めた。男女別ではほとんどの国で男性の訪問経験が多いが、「シンガポール」のみ女性が多い。
2. あなたが日本に旅行する場合、一緒に訪問したいアジアの国はありますか?(単一回答:N=1,008)
データ補足:スペインから日本へ渡航するなら、「せっかくなら他の国も」という意識を調査。日本と一緒に訪問したい国はダントツで「タイ」、次点は「日本のみ」。これらは女性の希望が男性を上回る。男性が希望するのは「中国」「香港」「韓国」。
3. あなたが日本に旅行する場合、楽しみたいことは何ですか? (複数回答2つまで:N=1,008)
データ補足:スペイン人にとって、日本で楽しみたいことは「歴史的・伝統的な文化体験」が全体の約60%と多数を占める。次いで「自然・式・田舎風景や体験」「日本食」が続く。男性の希望が女性より多いのは「食事」「現地(日本人)との交流体験」。
4. 日本への旅行について、阻害する要因がある場合は何ですか?(複数回答2つまで:N=1,009)
データ補足:「日本に行ってみたいけど実際に旅行した経験が少ない」スペインにおいて、その「阻害要因」を探ったところ、「滞在費用(宿泊・食事等)が高い」が最も多く約55%。「航空券の料金が高い」は距離があるのである程度やむを得ないであろう。次点は「言葉に困りそう」で、言語がハードルになっていることがわかる。「その他」で9人が原発事故を挙げた。
地中海マーケティング研究所は、今後も各種調査を実施し、スペインと日本間におけるマーケティング活動をご支援してまいります。(年代別・地域別等の詳細データをご希望の方は、お問い合わせください)
*地中海マーケティング研究所: http://www.rimm.jp/
■ 調査概要
- 調査日 2014年2月21日(金)~27日(木)
- 調査対象・有効回答数 スペイン全国の15歳~70歳の男女1,010人
- 調査方法 インターネット調査 *下記参照
- 属性 男性=511人・女性=499人 / 15-22歳=78・23-35歳=281・36-55歳=447・56-70歳=204
* 本調査は、スウェーデンに本社を置き世界60カ国で展開するインターネットリサーチのテクニカルソリューション企業、Cint(シント)社が提供するオムニバス調査システム 「Plant a Question(プラント・ア・クエスチョン)」を利用して実施されました。同システムはセルフ型のアンケート設計システムで、Cint社が開発及び運営する業界初のオンライン調査パネルマーケットプレイス「Opinion HUB(オピニオンハブ)」で利用可能な、60ヶ国10万人以上のオンラインパネルを利用し、海外のインターネット調査の設計から配信~回収~集計までをワンストップでタイムリーかつ安価で行うことができるASPツールです。
◆ リサーチ機関: Cint社について
1999年にスウェーデンにて創業し、業界初となるオンライン調査パネルマーケットプレイス「OpinionHUB」を開発・運営するグローバルテクノロジー企業。現在、60ヶ国800以上のパネルを50カ国1000社以上の市場調査会社/アンケートシステム提供業者/広告代理店/メディアへ提供。
社名: Cint Japan株式会社
代表者: 代表取締役 高橋隆敏
所在地: 〒160-0022東京都新宿区新宿 1-28-11 小杉ビル7F
設立: 2011年
E-mail: rfqapac@cint.com
URL: http://www.cint.com/jp/ *2014年3月現在、サイトリニューアル中
*発表プレスリリースはこちら: 0326 RIMMプレスリリース