【Blog】海外ワーケーションのススメ ~ハワイ編~

「日本ワーケーション協会」公認ワーケーションコンシェルジュ(実践者/神奈川県・新潟県:会社員ライフスタイル・グローバル)の、木ノ下です。

時間が経ってしまいましたが、2024年春もアメリカのハワイでワーケーションを行いました。

ハワイは今年も人気海外旅行先で2位 と常に上位に入り続けますし、円安でも行かれる方もいると思います。前回と異なり今回は旅行前提で、「ワーケーション」自体を目的に行ってみましたが、思いのほかハワイは適していました。そこで、虎の巻として実体験をもとに4本立てでご紹介します。

  1. 日本時間で働ける穴場
  2. レンタカー事情
  3. おすすめのコワーキングスペース
  4. 円安でもなんとかなる!オアフ島現地おすすめ情報

 

  1. 日本時間で働ける穴場
よく海外出張で言われるのが、「時差がつらい・・日本時間と合わない・・」という声ですが、アメリカの中でもハワイなら日本から飛行機で約8時間、よって金曜の夜便で飛べば現地金曜の早朝着です。仕事を終えてから飛べるのはワーケーションでの大きな利点。

 

今回乗ったのはまたもや JALのセカンドラインであるZipair でしたが、コロナ禍からずっと利用していることもあり、もはや画面なし機内食なしWi-Fiありに慣れてました(燃油サーチャージなしの最大のメリットは捨てがたい)。少し円が息を吹き返してはいますが、去年と比べるとまだまだ円安なので往復十万ちょっとで、今のご時世ありがたいです。

 

肝心の時差ですが、日本時間で働く場合は「現地の日曜午後2時から働き、夜ご飯が日本の昼休憩、そのまま夜23時まで働く」で問題なし。意外と時差の問題は感じませんでした。ただそのままベッドにバタンキューして午前何かすると休む暇がありません。結構ハードでしたが、日本で籠って仕事をするより、現地の友達と会ったり、海に行ったり、レンタカーしてはじめての左ハンドル運転デビューなどして、ワーケーションならではの指摘的な毎日を過ごしました。

 

Wi-Fiは問題なく、カフェで仕事をする時は海外ローミングしたスマホのテザリング利用で、ワーキングスタイルは日本と変わらず。場所と空気、言語、通貨が違うだけ。
ただ大きく違うのは、周りのハワイの人のおおらかさです。毎日あくせく働く日本人が忘れていた、大切ななにか。それを思い起こさせてくれる、気付かせてくれるのが海外ワーケーションのいいところ。

 

 2. レンタカー事情

これは日本の地方でワーケーションする時も同じですが、車があった方が圧倒的に便利ですし、自由度が違います。

コロナ禍の間にホノルルの空港も変化し、レンタカー専用ターミナルができていました。(レンタカーセンター、Consolited Rent-A-Car Facilityで通称CONRAC)国際線の到着ロビーから外に出るとそこまでの無料シャトルバスがあるので、荷物が多い場合や家族連れには便利です。(歩くことも可能)

ハワイでは現在日本で有効な運転免許証があればそのままレンタカー可能で、日本語で借りられるレンタカーの会社もあります。私は今回KLOOKの早割でHaltzのレンタカーを予約しました。到着便、到着時刻を事前に伝え、当日はカウンターに向かうだけです。しかしこの日は早朝に到着したため、列は皆無、優先カウンターしか空いていなかったので、拍子抜けするくらい簡単に受け取りができました。

 

日本で借りる場合と異なり、番号を伝えられそのエリアで待っているとスタッフが車を持ってきて、カギを受け取り「GO」。日本だと四方の傷を確認し、サインし、事前の説明などを受けますが、そのような手間は皆無でした。心の準備をする余裕なく、いきなり左ハンドル左車線デビューはなかなかワイルド。しかし、乗ってしまえばもう「行くしかない!」ので、ひやひやしながら滞在先へと向かいました。

オアフでレンタカーをする上でのアドバイスをするとしたら、下記の4点です。

・なるべくコンパクトカーを借りる
→オアフの駐車場は意外と狭いので、コンパクトカーの方が運転が楽です。

・縦列駐車に慣れておく。
→慣れていれば問題ないですが、日本で練習してから行ってください。

・ウインカー、ギアの位置、車体感覚が逆。(車種による)
→これらを意識して走ることと、車線も気づいたら右に寄ってしまう走行をして危ないので、「左のお尻を左のラインに寄せる」とうまくいきます。車線変更や右左折する時は気を付けましょう。

・右折時は赤信号でも一時停止して右折可能。(逆に止まっているとクラクション鳴らされます)
→場所によってこの右折禁止の場合があるので、標識も良く見ましょう。

感想としては、日本で普段から運転していて、英語がある程度わかるならさほど難しくはないです。好きな時に好きなところに行けて、友人たちとすぐ合流して解散できるこの自由さは癖になりますし、もうレンタカーなしは考えにくくなりました。

 

3. おすすめコワーキングスペース

ここからはハワイでのコワーキングスペースのご紹介です。

国内外問わず自宅やオフィス以外で働くワーケーションのスタイルだと、大体コワーキングスペースなどを利用することがよくあります。そこで今年の春に数か所調べ、実際に行ってみた中でのおすすめはこちらの @theboxjelly さん。

おそらく日本人のほとんどが足を運ぶことになる、アラモアナショッピングセンターから程近いワードセンターにあります。カフェも併設しており(早く閉まりますが)、とてもありがたい立地で一週間パス(100$)もあるため、ホノルルやアラモアナ近辺滞在、もしくはレンタカー利用ならおすすめのコワーキングスペースです。

 

オアフでのコワーキングの相場はだいたい$35/1日くらいで、こちらは$29と良心的。設備も申し分なく揃っていました。アクセス面も、(やや狭い)立体駐車場があるので、皆お家からわんこをクルマに乗せ、コワーキングに着いたら放しており、主人は仕事で同じくコワーキングスペースで出会う仲間と交流し、わんこはドッグランのようにイキイキ走り回り、他のわんこや他の人間と遊んでおり、両者ともソーシャルライフを楽しんでいました。もっと日本でもこういうドッグフレンドリースタイルのコワーキングスペースやオフィスが増えればいいのに。

こうした東京や日本の都市部のコワーキングではなかなか起こらない、その場で出会った人同士がコミュニケーションをカジュアルに取るような場面も見受けられ、カップケーキをお裾分けしてもらいうれしいサプライズでした。

*ちなみに福岡のコワーキングとも提携していたそうですが、こちらはもうなくなってしまったようでした。

今年は年内に再度ハワイに渡航するので、リピートで利用しつつ、また開拓しようと思います!(後日追記)
日本ワーケーション協会 の会員にも、海外ノマドの方にも是非!

 

4. 円安でもなんとかなるオアフ島現地おすすめ情報

・とにかくビーチ

ビーチは無料です。ホテルなどのプライベートビーチを除き、みんなのビーチです。ローカルをリスペクトし、ただタオルをしいて寝そべるだけでも日本で在宅ワークばかりしていたら接種できないセロトニンを、ここぞとばかりに日光浴で増加できます。

・スーパーのお惣菜を活用する

私は今回、Foodlandやwholefoods, Down to Earthなどのスーパーでよくポキ丼やアサイーボウルをテイクアウトして、車やビーチ、公園で食べていました。この方が値段を押さえられ、お得です。

・ハッピーアワーを利用する

ランチからディナーのあいだに良く設定されるハッピーアワーでお得に食事ができることが多いので、友人と会うときはよく利用してました。

・日本から持ち込む

基本お昼は外で食べて、そのまま付近でリモートワークしたら、夜は滞在先で自炊が多かったです。そのため、夕食は持参した日本食を食べてました。

*税関で没収されず、持ち込める私の常用食 [サトウのごはん/かつおだし系のインスタントうどんとそば/インスタントのお味噌汁/お茶]

 

旅行するのでもなく、留学するのでもなく、このように海外ワーケーションは現地にいる友達と同じように働き、週末あそぶ。まさに暮らしている疑似生活。今まで前者ふたつの視点で旅をしてきましたが、今回はより新しい気付きが多かったです。

 

地域によってコワーキングスペースの雰囲気も違うし、許容範囲も違うし、働く価値観も違う。また戻れるように、その日までまた頑張れる。その時その時行きたい場所に行けるよう、心の洗車と給油をしたのでまた今年も走り出せそうです。
リモートワークできる人なら、たまには「旅でも留学でもない、ワーケーション」を実践してみて欲しいなと思います。

以上、参考になりましたら幸いです。これからも出張時などにコンテンツを増やして随時更新できればと思います。

 

*ブルームーン・マーケティングは、新型コロナ感染症拡大防止のために2019年2月にいち早く「テレワーク制度」「在宅勤務制度」を導入し、「TOKYO働き方改革宣言企業」にも登録し、次のステップとして2022年10月1日付で「日本ワーケーション協会」に加入しました。そしてこの度、弊社の社員1名が「日本ワーケーション協会」公認ワーケーションコンシェルジュ(実践者/神奈川県・新潟県:会社員ライフスタイル・グローバル)に認定されました。

日本ワーケーション協会のプレスリリース(2023/4/3)

新認定の公認ワーケーションコンシェルジュについて

公認ワーケーションコンシェルジュ制度とは?

https://workcation.or.jp/workcation_concierge/

 

弊社の「ワーケーション」の記録は、公式インスタグラムにも少しずつアップしています。「ワーケーション先」や「そもそもワーケーションという働き方について興味があるがなにから始めたらいいかわからない」、などございましたらどうぞお気軽にご相談ください。どうぞよろしくお願いいたします。

ブルームーン・マーケティング株式会社
マーケティング・旅人: 木ノ下真彩

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