Photography Tour in Tokyo : Temples(Shrines) of Tokyo – by EYExplore
Bluemoon Marketingの木ノ下です。
今回も、弊社で海外向け広報活動を支援しているお客様、銀座の中銀カプセルタワーにオフィスを構えるEYExploreによるPhotography Tourのレビュー第三弾です。
Challenge Your Eye
フレンドリーな現地在住のフォトグラファーと一緒にフォトアドベンチャーに出かけよう!
というコンセプトを元に、Axel / Lukasz / Stéphane / Charlesの4人のフォトグラファーが、フォトアドベンチャーというフォトウォークワークショップを東京と大阪と京都で展開しています。(2018年9月現在)
今回のツアーは「Temples of Tokyo」(下記公式サイトのツアー内容から引用)
What’s the Story?
Find tranquility amidst the more hidden shrines and temples of the city. Focus on the details to tell the story of man and nature coming together in the form of Shinto. Slow down and embrace the Zen-like atmosphere of Tokyo’s less traveled shrines and temples.
What We’ll Shoot
Take a different approach to shooting—focus on the details. On this workshop we will learn to zone in on the small things that together will convey the narrative of the shrines and temples which we will explore. Learn about composition techniques that emphasize the minutiae and capture the true feeling of the place.
そして今回のインストラクターは前回と同くCharlesさん → プロフィールはこちら!
9月某日 永田町は日枝神社の大鳥居前でCharlesさんと合流し、お昼過ぎの午後2時にツアーはスタート。
(前回同様、ツアーはすべて英語で催行されます。)
ではここから実際に参加して撮ってきた写真を参考に撮影を振り返って見ていきましょう。
まずは手水舎から。今回の撮影はfocus on the details
クローズアップや構図についてのレクチャーをCharlesさんから学びます。
前回からのキーワードはLess is more!
取っ手。
なるべくクローズアップして一枚に収まる情報量を極力少なくします。
水面の反射
これも初回の撮影でよく使った技法ですが、今回は水面。
前日雨が降ったおかげで本殿前に水が貯まっており、うまく使えました。
石灯籠
手前1:2と奥1:1に気をつけて、あえて手前にピントを合わせる。
そして左右シンメトリーに。
フレーミング
社屋の外の木の柵。手前と奥で遠近感を利用。
フレームを使ったおかげで奥に注目されるので視線がすんなりと奥を向く。
伏見稲荷のような鳥居
ここも1:2を意識して縦に。左から入るライティングが個人的にひっそり間が出てお気に入りです。
ここから移動
メトロでの移動中も気が抜けません。エスカレーターで移動中も、Charlesさんが「こういうところでも反射を利用して撮れるよ」とこのアングルを教えてくれました。せわしない東京の高速エスカレーター。
目的地に着き、地上へ
写真の中に電車が3つ。タイミングが良ければ3方向から電車が来るので撮り鉄にはたまらないのかもしれないなぁと思いつつ、シャッターを切る。
またもや反射シリーズ。
このとき上の写真の構図を教えてくれたCharlesさん、見本を見せてくれて早速そのように撮ろうとしてもなかなかこのように撮れず悪戦苦闘。それもそのはず。上段の手すりの反射を使っていたので、長身のCharlesさんはお手の物ですが、158cmの自分は背伸びで足が震えるためこれを撮るのに大分苦労しました。
神田明神の特徴と言えば絵馬もその一つですが、ここではその絵馬越しに人々に注目します。
手前と奥でぼかしを入れることでなにかストーリーが浮かんでくる。
最後は狛犬。
こちらも手前と奥で遠近感を出す。クローズアップ。
今回このレビューを書くに当たって悩んだのが、ツアータイトルはTemple of Tokyoでも、実際に撮影しているのは神社(Shrine)なので正直どうしようか迷った上でこのタイトルになりました。来日した外国人ゲストが英語で説明、レビューを書くのと違って、日本人が書くとなるとその神道と仏教の違いをいかに意識して書くかは少し気持ちの入り様が変わってくると思います。少なくとも私はそうでした。昨今の日本では神社とお寺の違いを認識している人は少なく感じます。(特に若者と呼ばれる私と同年代の人たち。)
彼らの基本スタンスは訪日外国人向けのツアーなので彼らが日本に求めるイメージを尊重した上でTemples of Tokyoと名付けてます。(Shrineなのは重々承知してあえて。)
今回は全体的に遠近感やクローズアップ、構図をメインに教えていただきました。すぐそばでお手本を撮って見せてくれますし、自分の撮ったものを見てすぐフィードバックをくださるので理解も早くなっていきます。このツアーは一眼レフを持っていなくても、スマホでも参加できるPhone Friendlyなツアーなので是非一度お試しください。
今回体験させていただいたのは前回に引き続きEYExplore
このツアーに参加してみたい方は下記詳細およびリンクをご参照ください!
EYExplore Inc.
公式SNS:Facebook / Twitter / Instagram
2018/09/21
Maaya.K