全国に新規開業を続けるホテルチェーンの本部として

知名度の低かった西日本への展開サポートから、インバウンド需要に対応し海外広報/PRの盤石な体制の構築へ。

~メディア・インフルエンサー誘致も併用し効果を最大化~

包括的海外向けPR施策支援

三菱地所ホテルズ&リゾーツ株式会社さま

時期:2014年~ 2025年

当初の課題

✔2014年の「国内:海外比率を5:5に」したい「海外向け施策」を視野に入れ始めたところで、まずはリスティング広告から着手
✔国内外を視野にいれて日英で全施設のMEO対策を実施
✔2017年以降、西日本で開業が続くが知名度が低い、各地でのメディア・リレーションズを開拓する必要がある
✔現場が多忙で、SNS運用や海外メディアの受入体制の調整が難航
✔海外からの取材依頼が急増し、情報が錯綜して手配の混乱が増加。
✔多様な媒体からの依頼が激増する際に、案件の精査や受け入れ条件の事前整理が急務になってきた。

【ステップ1:海外向け&全国体制の基盤構築と新規開業PR】

2014年-2015年、海外施策の一歩として一部ホテルで「海外向けリスティング広告」を豪・米向けに実施し、CV率15%を超える結果に。その後、全施設で日英MEO対策を実施。全国での開業ラッシュを控え、2017年から特に西日本を中心とした新規開業エリア向けの国内メディア・リレーションズの開拓を各地で伴走し、全国的な広報・PR体制の構築をサポート。

2017年からいよいよ海外向け広報・PR活動を本格化。ブランディングの基礎となる日英ファクトブックの整備に始まり、各地の新規開業ホテルにおいて適切なタイミングで海外/在日向け試泊誘致、プレスリリース作成・配信、フォローアップ、Newsletter等を継続実施。海外広報・PRの基盤を構築。

【ステップ2:独自の誘致ネットワークと管理体制の整備】

本部と各ホテルが連携し、質の高い体験取材や試泊誘致を効率的に実施する体制を整備。

【ステップ3:継続的なリレーション構築】

独自のメディアリストを活用した日英併記のニュースレターを配信。単発のリリース配信に留まらず、閑散期のアプローチや事前の情報提供により、メディアとの持続的な関係構築と中長期的なパブリシティを獲得。

お客様インタビュー

ブランドマーケティング部マーケティング課

ご担当者 様

三菱地所ホテルズ&リゾーツ株式会社

長年にわたり、ブルームーンとは様々な広報・PR活動の取り組みを行ってきましたが、海外向けPRにおいてどの ような課題や目標をお持ちでしたか?

2017年頃から海外向け広報・PR体制の基礎を作り始め、その後、インバウンド需要の回復を見据えた海外向け活動の継続が課題でした。近年は全国各地で新規開業が続いており、それぞれの地域の魅力やコンセプトを海外のターゲット層へ的確に発信し、認知拡大を図る必要がありました。また、海外メディアやインフルエンサーからの問い合わせが増加する中で、各ホテルでの個別対応のリソース不足も課題となっていました。

いままでSNS担当者育成講座やインフルエンサー・海外メディア誘致など、複合的な施策をご一緒させていただき ました。ブルームーンの伴走型サポートのメリットはどのような点にあると思われますか?

単なる「作業の代行」ではなく、長年の経験もあり各ホテルのコンセプトを深く理解し、現場に寄り添ったサポートをしてくれる点です。例えば「SNS担当者育成講座」では、現場担当者が自走できる体制を作り上げ、結果的にモチベーションアップとフォロワー増に繋がりました。 また、海外メディア等の誘致においても、質の高いアテンドはもちろん、新しいマッチングプラットフォームのトライアル運用などを通じて、増え続ける問い合わせや手配情報の整理・可視化に一緒に取り組んでもらえたことも、今後の誘致体制の基盤づくりとして助かりました。

2024-2025年度には銀座、舞浜、那覇において過去最大規模の露出成果を記録されました。具体的な手応えと今後の方向性についてお聞かせください。

新規開業プロモーションにおいて、インフルエンサー誘致やニュースレター配信を戦略的に組み合わせたことで、露出の成果を得られました。特にインフルエンサー施策では、業界平均を大きく上回る保存率や、過去最高水準となる再生数・リーチ数を記録し、ホテルブランドのファン形成に直結する良質な発信が多数生まれました。
また、海外メディアへのタイムリーな掲載も実現しています。 今後は、構築したメディアとの関係性や手配の仕組みを活かし、閑散期の誘致や各地域のストーリー発信を強化することで、インバウンド旅行者に選ばれるブランドとしての地位をさらに確立していきたいです。

全国各地で新規開業が続く中、包括的な海外PRを進めるにあたり、ご担当者様が大変だった点、工夫された点はありますか。

各ホテルが開業準備や日々の運営で忙しい中、本部主導で海外メディアやインフルエンサーの受け入れ態勢を整えることには苦労しました。特に近年は海外からの取材希望や問い合わせが急増し、繁忙期などは現場との調整が難航する場面も多々ありました。情報が錯綜して手配に混乱を招きそうな時期もありましたが、ブルームーンさんと協力して問い合わせリストを一元化したりと、本部・現場・メディア間の情報を整理・可視化する仕組みづくりに一緒に取り組んだ点は大きな工夫だったと思います。

これまでを振り返り、どのような変化がありましたか。特に印象的なエピソードはありますか。

ブルームーンさんの強みであるメディアリレーションのおかげで、複数の著名インフルエンサーを招致する機会に恵まれ、社内外を問わず「投稿を見た」という声をいただく機会も多く、情報の広がりを実感することができました。その結果、個別ホテルの認知向上はもちろん、ブランド全体の認知拡大にもつながったと実感しています。

インフルエンサー施策等で圧倒的な数字の成果も出ていますが、今後は貴社としてSNSをどのような位置づけ、方向性で活用していかれるご予定ですか。

今後はまず海外からのインバウンド旅行者に対し、単なる認知拡大に留まらず、各ホテルや地域のストーリーを深く伝え、数あるホテルの中から「選ばれるブランド」になるための強力な武器として活用していきたいと考えています。また、これまでに構築したメディアやインフルエンサーとの関係性を活かし、今後は高稼働な時期だけでなく、閑散期や中稼働日を中心としたアプローチも計画的に行い、年間を通じて安定した集客と露出を確保できる体制を強化していきたいですね。

最後に、今後の広報・PR活動を含む貴社のSNS関連の活動について、課題やご要望はありますか。

ありがたいことに知名度が上がるにつれ、生成AIなどを経由したフリーランスやインフルエンサーからの問い合わせも増しています。そのため、どの媒体や案件を優先すべきかという「案件選定の精査」や、繁忙期における受け入れ条件の事前整理がこれまで以上に重要な課題になっています。今後もさらなる工夫が必要となってくると思いますので、媒体の優先順位づけや初動対応の仕組み化など、その際はまた改めてブルームーンさんにご相談させていただければと思います。

~ ありがとうございました! ~

*所属および記載内容は、インタビュー当時のものです。

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