【お知らせ】ステルスマーケティング規制について

2023年10月1より、消費者庁による景品表示法に「ステルスマーケティング」に対する規制が追加されました。

消費者庁の告知ページ:
https://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/fair_labeling/stealth_marketing/

ガイドブック:
https://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/fair_labeling/assets/representation_cms216_200901_01.pdf

これにより、事業者側から報酬の支払い、および商品・サービスを提供した場合のSNS投稿に対して、「一般消費者に明瞭に分かるような表示の徹底」が必要となります。これは過去の投稿分も対象となります。

弊社における「インフルエンサー・マーケティング」は、広報・PR活動の延長として「公式サイトを持つ(SNS上だけの活動ではない)」ブロガーといった方に向けて従来のメディア各位と同様に情報をお届けすることからスタートしました。(この場合、ご提供した情報に対して取材の希望をいただき、対応としてご案内=通常のメディアと同様の対応)

しかしながら、近年はニーズの高まりにより、いわゆる「インフルエンサー」に限定した、宿泊施設様やテーマパーク様への誘致といったご支援も、国内外向けに多く手掛けてまいりました。

活動当初より、事業者側からの働きかけとしてインフルエンサーを誘致した際には、宿泊プラン、入場やサービスのご提供がわかるような明示のリクエストを徹底しておりました。しかし、改めて2023年9月末日までに下記の対応をとりましたことをお知らせします。

・Instagramの「タイアップ投稿」機能がスタートしてからの投稿は、機能が使われているかの再確認

・それ以前の投稿、その他SNSについては、文中での表現、または#PR、#Sponsored、#Supportedといった形での明瞭な表示の徹底

を、クライアント様別にすべて過去まで遡り再確認を行いました。その上で、対応が漏れていた数件はすでに本人に連絡してタグの追加を対応いただいていることをご報告いたします。*投稿自体が削除されている場合を除く

【除外例:海外向けの情報発信】

弊社の業務のうち、
・海外現地におけるインフルエンサー誘致プロジェクトによる発信
・来日した海外インフルエンサーによる海外に向けた発信

があり、同様の対応を相談はします。しかしながら、相手国のSNS環境によって「そのようなタグは違和感がある」「対応は難しい」というケースがあります。この場合はあくまで「現地の法律を遵守する」ことで問題ないと、消費者庁様にも直接確認済みです。

 

ブルームーン・マーケティングは、今後も法令を遵守した上で、お客様各位のご支援を続けてまいります。ご不明な点がある場合はお問合せください。

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

ブルームーン・マーケティング株式会社
代表取締役 野田 彩子

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